2019年7月10日水曜日

逸を以て労を待つ

「いつをもってろうをまつ」とは・・・(ことわざ辞典より)

敵軍が攻め寄せてくるのを、わが軍は安楽にかまえていて、
ゆっくりと勢力を貯え、敵が疲労した時を待って戦う。
孫子と呉子が教えた必勝の法。明治37~38年の日露戦争の際、
東郷元帥の率いる日本の連合艦隊がロシアのバルチック艦隊と
日本海で一戦を交えた。その時、かの有名な「皇国の興廃この
一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」のZ旗のもと、遠くから
近づいてきたバルチック艦隊を、それまで沈着に待ち受けていた
日本の連合艦隊が一挙に撃滅した作戦は、まさにこの好例である。


  ムジカ