2020年3月27日金曜日

デジタル・オフ

最近読んだ、H&Mやジバンシィの日本法人の社長を勤められたクリスティン・エドマンさんの記事をご紹介したいと思います。
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普段は家事も仕事も、限られた時間の中でできるだけたくさんのことをこなそうとしているので、私たちの体の中には「効率追求」がプログラミングされています。スウェーデンでの休暇中、散歩に行くときも、私はつい「どこに行く」「何時に戻る」など、目的を持ったり計画を立てたりしたくなってしまうのですが、夫に「散歩は散歩。目的はいらないでしょう」と言われてハッとしました。ほかにも例えば家で子どもとただカードゲームをするだけの時間を過ごすことに罪悪感を覚える人もいるでしょう。でも、いったん「効率」から離れてみないと得られないものもあるのです。

休日に意識しているのは、スマホやパソコンなどのデジタル機器から離れる「デジタル・オフ」です。

デジタル・オフを意識するようになったのは、子どもが小さい時に描いた、家族の絵がきっかけです。私の姿は、トレードマークになっている赤い口紅。そこまでは良いのですが、携帯電話で話しているところだったのです。「これって、私が絶対なりたくなかったママの姿だわ」と、ショックを受けました。

今は本当に便利で、スマホがあれば買い物もできてしまうし、友達とコミュニケーションも取れてしまいます。空いた時間も、スマホがあれば暇になりません。だからこそ、デジタルから離れた時間をどう過ごすか、意識して子どもに教える必要があると思います。
会話はコミュニケーションの基本ですし、子どもたちにはぜひ、コミュニケーションの力を身に付けてほしい。それは将来、家を出て外の世界に羽ばたくときにも必ず役立つと思います。
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これを読んで自分も休日少しづつ「デジタル・オフ」をするようになりました。
最初はラインやメールが気になってソワソワしてたんですが、ちょっとした散歩や買い物に行く時もスマホを持ち歩かなくなった事で、今まで見えてなかった風景を感じる事ができるようになった時、自分がスマホを使ってるんじゃなくてスマホに自分が使われてきたんじゃないかな~と思いました。

外からの情報を気にすることなく散歩するって本当に気持ちがいいので、これから暖かくなってきますし、ちょっと続けていきたいな~と思っています。